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かのんリハビリ豆情報(16)

理学療法士の小沢です。

寒さが厳しくなってきましたが、皆様体調はいかがでしょうか?

今回は、 「拘縮」についてお話しさせて頂きます。

拘縮の定義を調べていきますと「拘縮とは各関節が他動的にも自動的にも可動域制限を起こす状態である」と定義されています。

拘縮といえば…筋肉が硬くなって関節が固まってしまうとイメージする方が多いのではないでしょうか。そしてリハビリとしては、拘縮予防=関節可動域訓練(ROM-ex)が頭に浮かぶことが多いようです。
拘縮に対する関節可動域訓練の頻度としては、一般的には週に2~3回が効果的と言われています。しかしラットの研究では、週に5日関節可動域訓練をしていても拘縮になったようです。

はたして、関節可動域訓練は拘縮の維持・改善に有効なのでしょうか?

日中ある程度活動していて、ご自身で自主訓練ができる方は、週に1回の関節可動域訓練と自主訓練の状況確認のみでも効果はあると思います。
逆にベッドで寝たきりの方の拘縮に対して、関節可動域訓練のみを週に2~3回実施しても効果は乏しいもの考えます。

では寝たきりの方の拘縮に対するリハビリは?

ズバリ、ポジショニング
が重要と考えます。

関節可動域訓練を1日40分毎日行っても、訓練以外の23時間20分窮屈で緊張した姿勢で臥床していると、拘縮は増々強まってしまうものと考えます。

従って、拘縮の維持・改善のためには、ベッドでいかに楽な姿勢をとることができるかが重要になります。さらに出来る限り離床し、車椅子などに座る時間を設けることも必要です。
具体的には、自宅にあるクッション・タオルなどを多用し、身体とベッド・車椅子の隙間を埋めて姿勢を修正していきます。ポジショニング姿勢を、家族を含めたサービスに関わる全ての人が共有できると効果が高まります。



事例:5年間ベッドで寝たきりで、座ることができない下肢の拘縮が著名な症例

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 ベッド・車椅子でポジショニングを実施↓

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壁にポジショニングの写真を掲示しチームで共有↓

   CIMG2631 2


      
   
          三ヶ月後

   CIMG2649 2

ポジショニング前と比べると下肢の拘縮が改善していることがわかります。



拘縮でお困りのかたがいらっしゃいましたら、一度ご相談下さい!






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